□「カフェでカフィを」2巻 4/25刊

 

今回は、こんなことは多分もう二度とないと思われる

ここ1年程の間に経験したことを備忘的に記しておくものです。

以下、敬称略にて失礼します。

 

すでにトップページでも

お知らせしておりますが過日2018年4月25日

「カフェでカフィを」2巻が発売されました。

初巻には巻数が入っていないことから

勘のよい方はすでにお気づきかと思いますが、

2巻は当初は出る予定ではありませんでした。

 

しかし、去年1巻発売後にSNSで告知を始めた途端に

読んでくださった方々の声が全国から届き始めました。

北は北海道から南は沖縄まで。

雪の予報や離島ゆえに生じる本が届くまでのタイムラグとともに

書かれたつぶやきや、お気に入りの布に拙著とマグを乗せての写真。

カフェで休憩しながら読んでくださった方、

ご自身の経験も合わせて物語を感じ取ってくださった方、

ブログに感想を綴ってくださった方、

お忙しい中本屋で展開に工夫を凝らしてくださった書店員さん、

そしてなんとデビュー以来見守ってくださった方も…。

 

さらにその後、朝日新聞の書評に取り上げていただいたのを皮切りに、

幻冬社WEBサイトや宝島社の「この漫画がすごい!」WEB、

雑誌ではBAILA(バイラ)、フリースタイル「この漫画を読め!」特集、

TVBros.(テレビブロス)の年末漫画特集など他にも色々な

媒体に掲載いただき、ついには少部数とはいえ韓国版が

刊行される運びとなりました。

 

そういったわけで2巻は、初巻を読んでくださった方、

応援してくださった方、サポートくださった方や

協力くださったすべての方が出したといえる本です。

本当にありがとうございました。

 

1巻があまりにも私の想像を大きく超えた評価をいただいたために、

2巻が世に出て行くときは嬉しいを通り越して恐ろしくもありましたが、

おかげさまで、そう感じることすら贅沢な経験であったと思っています。

 

滅多にできない経験をさせていただきましたが

もとより作品で語るべきという思いもここへきて強くしました。

その気持ちも含め、忘れぬよう残しておきたかったのです。

 

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

お疲れになったことでしょう。

さて、コーヒーでも飲みましょうか。