今回登場するコーヒー豆屋さんは、私が長らくお世話になっている、
実在のお店です。
その名も「自家焙煎 珈琲専門店 豆蔵」さん。
お店で焙煎したコーヒー豆を売っている、専門店です。
マンガにも描きましたが、店内にはカウンターと椅子が設けられていて、
焙煎の香ばしい香りの中、好きなコーヒー豆を
ゆっくり座って試飲させてもらえます。
もうどれくらい通っているでしょう。
コーヒーの味ももちろん、マスターとママの人柄を慕っての
常連さんも多いお店です。
かくいう私もそのひとり。
いつも店のドアを開けた途端、マスターとママの笑顔と
「いらっしゃい!よければ試飲どうぞ!」の声。
カウンターでコーヒーを頂きながらの、他のお客さんとの一期一会。
喫茶店と間違えて入ってくる人もいる程で、
居心地がよくてつい長居してしまいます。
3.11の後、見慣れた自分の住む街を眺めてふと、
「お店は町の灯りなんだな」と思ったことがありました。
そこへいけばマスターやママが迎えてくれて、
品物だけではなく楽しいひと時をくれる。
そんな場所があるって、とても幸せなことで、
それは当たり前のことではなかったんだな。
そう思った記憶があります。
豆蔵さんに伺う度、自分の街にそのようなお店があることを
しみじみと嬉しく思います。
マスター、ママ、いつも本当にありがとう。
これからもよろしくお願いいたします。
そうそう最後に。
今回のマンガの中に「ちょっとしたコツ」というのが出てくるのですが、
そのコツの種明かしが、巻末の編集後記にて、担当編集R氏によって
されています。
よければそちらも読んでみてくださいね。
自家焙煎 珈琲専門店 豆蔵
名古屋市名東区八前 2-1609
TEL&FAX 052-777-7311
営業時間 10時〜19時
駐車場 店舗前 2台
定休日 毎週木曜・第2水曜
宅配・地方発送あり