いよいよ今年もあと2日。
こんなクソ忙しい押し迫った日にここを覗きに来る方なぞ
いないかとは思いますが、一応1年の〆のご挨拶をば。
1年をちょっぴり振り返ると、今年は、
自分は実はけっこう激動の時代に生きてるのではないかと
思うことが多かったです。
戦争の時代などとはもちろん比べるべくもないですけども、
30年後くらいに振り返ったら、あのときは過渡期だったね、というような。
でも、そのことを実感しないまま生きてるかんじ。
地方検察の証拠改ざんとかウィキリークスとか、もうどれも、
江戸時代の黒船とか明治時代の蒸気機関車並の
すんごい大変なことだと思うんですが、
そんなニュースが毎日のようにポンポン飛び込んできて、
いちいち驚きを噛みしめるヒマがないまま気づいたらさら〜っと過去になってて、
江戸時代の人が黒船見たときの衝撃の方が
「あぁアレはきっとたまげたろうねぇ」なんてわかりやすいくらいです。
また、世相というものはこんなにも変わっていくものなんだ、
そして、時代の空気にこんなにも自分の人生は影響されるものなんだ、
ということもひしひしと感じた1年でした。
集合的無意識とでもいうものが、ちょっとした偶然や誰かの煽動で
易々と動き、うねり、今この瞬間も時代を紡いでいき、
そのことから完全に自由であることは、いい意味でも悪い意味でも
不可能らしいということも。
あんまり長生きはしたくないが、来年さ来年と、この先世の中が
どう変わっていくのか、そして、自分がその中のひとつの点として
何を感じるのか、確認はしたい。
そんなことも思う1年でした。
長くなりましたが、今年1年、お世話になりました。
実生活でお世話になった方、このブログを通じてお世話になった方。
本当にありがとうございました。
後半このブログもなかなか更新できませんでしたが、
来年は、サボリ気味だった当サイトの本来の目的、仕事ページの更新も含め、
もう少しマメにできればと思っていますので、
来年もなにとぞよろしくお願いいたします。
それではみなさま、よいお年を！