扇風機をしまいました。
過去、12月まで出てたこともあったから、わたしにしては頑張った。
衣替えって考えてみれば、季節の移り変わりごとに
生活の仕方を少しづつ替えていくという、かなり高度な仕事な気が。
日々の天の気まぐれに文句をいいつつも耐え、
それまでの経験に照らし先読みしながら、ちょっとづつ
不要なモノをしまい必要なモノを用意する。
地下鉄に乗れば気づけば皆フツーの顔して長袖を着てるのを見るにつけ、
「ここにいる全員があの根気と細やかな配慮が必要な行為を
まがいなりにもしたのか!」と、小さく感動します。
昔は冬支度なんてそれこそ命をかけた準備だっただろうから、
これでも昔より全然楽なんだよな。
それでも、知らず知らず、連綿と続く営みってやつをやってるんだな。
自分も長い歴史の流れの小さな点のひとつ、一部なのかー・・・。
急に話が壮大になったけど、そう考えるとなにか気持がぬくとくなるような。
そんなことを思う、初秋。